コルクとは何を意味するのでしょうか?


もっともシンプルな答えは、ボトルの中にワインを入れておくための栓、時にはちょっとしたコレクターズアイテムというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。


ポルトガルのワイナリーQuinta do Romeuで働く村人たちにとって、コルクは大切な生活の糧であり、何世代にもわたって受け継がれてきた伝統なのです。
この伝統は、ワイナリーの年間の仕事の流れに由来しています。ブドウは晩冬から春先に植えられ、その後、夏の終わりから秋の初めにかけて収穫されます。これらの季節の間、ワイナリーではワインの混合、樽詰め、瓶詰めなどの作業に忙しく、村人たちは仕事に追われています。


そこでコルクの出番がやってくるのです。


畑でのんびりとブドウが育っている間、村の男たちは屈強な筋肉を使い特殊な斧を装備して、ドウロの野生のコルクの森に繰り出します。暑くて乾燥したポルトガルの夏に、コルクの木にたどり着くために荒野を1時間以上も歩き続ける事は相当な重労働です。そして彼ら、内側の層を傷つけないように注意しながら力を込めて、非常に正確にはコルクの木の皮を剥がします。内側の皮を傷つけてしまうと、コルクの木の大切な樹皮が育たなくなってしまうからです。


最初の一撃は強くても計算されたもので、次の数回は幹に沿って垂直に打ちます。その後、慎重に手斧を開口部に挿入して、一回の迅速な動きでコルクを剥離します。


剥がされた木の皮は地面に落ちていきます。この樹皮は工場に送られ、Quinta do Romeuのコルク職人によって加工されます。


ご存知のように、彼らは普通の木こりではありません。彼らは村の安定した収入源を得るために懸命に働いているのです。どんなワインにもコルクが欠かせないように、コルク採りは村の生活を守るために欠かせない存在なのです。
だから、次にQuinta do Romeuのワインを飲むときは、抜いたばかりのコルクを見て考えてみてください。

私にとってコルクとは何か?


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